さい帯血の申し込み方法
日本さい帯血バンクネットワークの公開検索システムで検索されたさい帯血の提供をご希望の場合は、以下の注意事項をお読みになり、該当するさい帯血バンクへ直接お申し込み下さい。
さい帯血提供の規程
さい帯血を必要とする患者さんへ公平にさい帯血が提供できるよう、以下の規程がありますので、遵守して下さい。
- １
- さい帯血提供のお申し込みは、さい帯血移植の予定が決まった段階でお申し込みいただきます。また、同時に骨髄バンクのドナーコーディネート進行中であっても、さい帯血バンクでの照合・申込みは可能です。
申し込んださい帯血の確保期間は3カ月間となります。（移植予定日が3カ月以内の場合にお申し込み下さい。）
- ２
- 一人の患者さんに確保できるさい帯血は1個のみです。DNAタイピングの結果により移植適応を決めるなどの理由で複数のさい帯血を確保することはできません。また、バックアップ用のさい帯血を確保することもできません。
- ３
- さい帯血の確保は申込み順です。検索時には適合するさい帯血が見つかったとしても、お申し込みの時点で、既に他の施設が希望するさい帯血を確保している場合がありますので、あらかじめご了承下さい。
- ４
- 提供は適応判定委員会の承認が必要です。ご希望するさい帯血提供の可否は、各さい帯血バンクの適応判定委員会の承認が必要となります。具体的な手順は、申込み後に郵送される各さい帯血バンクの案内文書をご覧下さい。
- ５
- さい帯血の申込み後、確保期間の３カ月の間に骨髄バンクを介しての移植を実施する場合は、さい帯血の提供はできません。その際には、速やかさい帯血申込みの取消しを行ってください。
なお、さい帯血を骨髄移植のバックアップとして提供要請することはおやめください。
申込みの手順
上記の内容を十分に理解し、さい帯血の申込みを行ってください。なお、さい帯血の申し込みは、オンラインで申し込みを受付ております。
検査料等の支払いに関する合意
移植施設よりさい帯血バンクに対し適合さい帯血の提供を申し込まれる場合には、予め移植担当医師と会計担当者の間で検査料等の支払いにつき確認しておいて下さい。移植施設と当該さい帯血を供給するさい帯血バンクとの間で契約書（覚書）を取り交わしていただきます。
- １）検査料等の請求
- さい帯血の供給に伴い、下記の内容について、さい帯血バンクより請求書をご送付申し上げます。
- ２）さい帯血搬送費用
- 運送業者またはバンクがさい帯血を搬送した場合に、所定の搬送費用を請求します。
- ３）移植施設での会計処理（ご参考）
-
- a.HLA検査費用
「さい帯血移植（443,000円）」の保険点数から支出していただきます。
- b.感染症検査費用
独立して保険請求していただきます。
- c.さい帯血搬送費用
保険外で患者様にご請求いただきます。患者様は、それを保険組合に「療養費払い」で請求することができます。
※平成20年4月現在
